セントレア空港から何マイルあればどこに行けるか?
「セントレア空港から何マイルあればどこまで行けるか?」
について一目で分かりやすくまとめました。
ANAの公式サイトだと、マイルという言葉がたくさん出てくるので、どのマイルを指しているかが分かりづらいため、ANAのマイルをいくら貯めれば飛行機に乗れるか?がわかりやすいよう記事作成しました。
分かりづらいマイレージ制度をわかりやすく解説しました!お役に立てれば幸いです!
セントレア空港から国内線区間
目的地 | 必要マイル (L/R/H):片道 |
---|---|
松山 | 6,000 / 6,500 / 9,000 |
札幌(新千歳) | 7,000 / 8,500 / 10,500 |
秋田 | 7,000 / 8,500 / 10,500 |
仙台 | 7,000 / 8,500 / 10,500 |
東京(羽田) | 7,000 / 8,500 / 10,500 |
成田 | 7,000 / 8,500 / 10,500 |
福岡 | 7,000 / 8,500 / 10,500 |
宮崎 | 7,000 / 8,500 / 10,500 |
熊本 | 7,000 / 8,500 / 10,500 |
鹿児島 | 7,000 / 8,500 / 10,500 |
長崎 | 7,000 / 8,500 / 10,500 |
沖縄(那覇) | 8,000 / 9,500 / 12,000 |
宮古 | 8,000 / 9,500 / 12,000 |
石垣 | 9,500 / 10,500 / 13,000 |
こちらが主要空港の早見表です!手持ちのマイルが足らないな・・・という場合は、マイルを貯める方法を紹介しているこちらの記事を参考にしてみてください!
早見表をまずご紹介しましたが、詳しい確認方法についてご説明します。片道の特典航空券を取得するために、何マイル必要か?ということは、
- どこの空港にいくか?
- どのシーズンに属するか?
によって変動します。
表の(L/R/H)とはシーズンを表しています。繁忙期は必要になるマイルが多くなるイメージです!
細かいシーズンや注意点については以下の表をご確認ください。
ANA国内線特典航空券シーズン(2024年〜2026年)
ローシーズン (L)
- 2024年: 1/11〜2/29、4/4〜4/24、12/1〜12/25
- 2025年: 1/9〜2/28、4/3〜4/23、12/1〜12/24
- 2026年: 1/8〜2/28
レギュラーシーズン (R)
- 2024年: 3/1〜3/7、5/7〜8/1、8/19〜11/30
- 2025年: 3/1〜3/13、5/13〜7/17、8/25〜11/30
- 2026年: 3/1〜3/12
ハイシーズン (H)
- 2024年: 1/1〜1/10、3/8〜4/3、4/25〜5/6、8/2〜8/18、12/26〜12/31
- 2025年: 1/1〜1/8、3/14〜4/2、4/24〜5/12、7/18〜8/24、12/25〜12/31
- 2026年: 1/1〜1/7、3/13〜3/31
注意事項:
- シーズンは年によって若干異なる場合があります。
- 実際の予約時には、ANAの公式サイトで最新のシーズン情報を確認することをお勧めします。
- 往路と復路で異なるシーズンになる場合があります。
- 必要マイル数は、区間ごとに計算されます。
- 2024年10月27日以降、必要マイル数が変更されています。
- L=ローシーズン、R=レギュラーシーズン、H=ハイシーズンを表します。
- 実際の運航状況や必要マイル数は変更される可能性があるため、予約時にANAの公式サイトで最新情報を確認することをお勧めします。
- 一部の路線では季節運航や運休の可能性があります。
- 特典航空券の予約状況によっては、希望の便が取れない場合があります。
- 石垣と宮古への路線は、那覇経由となる場合があります。その場合、全旅程の距離に基づいて必要マイル数が計算されます。
国内線については、空港間の物理的な距離によって、おおまかにどれくらい離れているかを4つの距離区分に分けて必要になるマイルを計算しています。
松山空港へ行くのに必要なマイルが少ないのは、セントレア空港と松山空港の間の飛行距離が1~300マイルの間に入るためです。
本来は、飛行距離が〇〇だから、この区間に当てはまって、この区間だから必要なマイルが✖️✖️マイルという確認になるのですが、煩わしいのであえて記載していません。
ANA公式HPではセントレア空港から新潟空港へも就航しているのですが、特典カレンダーにて実際に特典航空券(マイルで取得する航空券)を取得しようとすると存在しないので、そういったものも掲載しておりません。
ちなみに、新潟空港のHPを確認しましたが、TOKIAIRの表記のみで、ANAが就航していることは確認できませんでした。
ということで、ANAのHPには記載があったとしても、セントレア空港から現在就航している空港を対象として掲載しています。
国際線区間(ANA便)の早見表
前提として、国際線の場合、日本のどこ空港から出たとしても必要になるマイルは変わりません。
例えば、セントレア空港からホノルルまで直行便はありませんが、国内線は無料でつけることができます。
そのため、成田国際空港まで国内線で行き、そこからホノルルまで行くことになりますが、セントレア空港⇄成田国際空港間は必要マイル0で乗ることができます。
また、日本から直接どの空港に行くかではなく、地球を1〜10のゾーンに分けており、そのゾーン間で必要になるマイルを計算するという仕様です。
なお、ANA便でセントレア空港から直行便で行ける海外の空港はありません。
セントレア空港から、ANA便で直行便が出てる空港はありませんが、後で説明する提携航空会社便ならありますよ!
全て、東京(羽田or成田)か大阪(関西):上海のみとなります。※ANA便ではなく提携航空会社ならあります。あとで説明しますね。
路線 | クラス | ローシーズン (L) | レギュラーシーズン (R) | ハイシーズン (H) |
---|---|---|---|---|
韓国・ロシア1 (Zone 2) | エコノミー (Y) | 12,000 | 15,000 | 18,000 |
プレミアムエコノミー (PY) | 設定なし | 設定なし | 設定なし | |
ビジネスクラス (C) | 25,000 | 30,000 | 33,000 | |
ファーストクラス (F) | 設定なし | 設定なし | 設定なし | |
アジア1 (Zone 3) | エコノミー (Y) | 17,000 | 20,000 | 23,000 |
プレミアムエコノミー (PY) | 30,000 | 33,000 | 36,000 | |
ビジネスクラス (C) | 35,000 | 40,000 | 43,000 | |
ファーストクラス (F) | 設定なし | 設定なし | 設定なし | |
アジア2 (Zone 4) | エコノミー (Y) | 30,000 | 35,000 | 38,000 |
プレミアムエコノミー (PY) | 46,000 | 51,000 | 54,000 | |
ビジネスクラス (C) | 55,000 | 60,000 | 63,000 | |
ファーストクラス (F) | 105,000 | 105,000 | 114,000 | |
ハワイ (Zone 5) | エコノミー (Y) | 35,000 | 40,000 | 43,000 |
プレミアムエコノミー (PY) | 53,000 | 58,000 | 61,000 | |
ビジネスクラス (C) | 80,000 | 85,000 | 90,000 | |
ファーストクラス (F) | 120,000 | 140,000 | 160,000 | |
北米 (Zone 6) | エコノミー (Y) | 40,000 | 50,000 | 55,000 |
プレミアムエコノミー (PY) | 62,000 | 72,000 | 77,000 | |
ビジネスクラス (C) | 100,000 | 105,000 | 110,000 | |
ファーストクラス (F) | 150,000 | 170,000 | 200,000 | |
欧州・ロシア2 (Zone 7) | エコノミー (Y) | 45,000 | 55,000 | 60,000 |
プレミアムエコノミー (PY) | 67,000 | 77,000 | 82,000 | |
ビジネスクラス (C) | 110,000 | 115,000 | 120,000 | |
ファーストクラス (F) | 165,000 | 190,000 | 220,000 | |
オセアニア (Zone 10) | エコノミー (Y) | 37,000 | 45,000 | 50,000 |
プレミアムエコノミー (PY) | 54,000 | 62,000 | 67,000 | |
ビジネスクラス (C) | 65,000 | 75,000 | 80,000 | |
ファーストクラス (F) | 設定なし | 設定なし | 設定なし |
各ゾーンに含まれる国は以下の通り。
ゾーン | 地域 | 都市 |
---|---|---|
Zone 1 | 日本 | 日本国内の全都市 |
Zone 2 | 韓国・ロシア1 | ソウル、ウラジオストク |
Zone 3 | アジア1 | 北京、大連、瀋陽、青島、上海、杭州、広州、厦門、成都、武漢、深セン、香港、台北、マニラ |
Zone 4 | アジア2 | シンガポール、バンコク、ホーチミン、ヤンゴン、ジャカルタ、ムンバイ、デリー、ハノイ、クアラルンプール、プノンペン、チェンナイ |
Zone 5 | ハワイ | ホノルル |
Zone 6 | 北米 | ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、バンクーバー、メキシコシティ |
Zone 7 | 欧州・ロシア2 | ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ブリュッセル、ウィーン、ミラノ、ストックホルム、モスクワ、イスタンブール |
Zone 10 | オセアニア | シドニー、パース |
ANA国際線特典航空券シーズン(2024年〜2026年)
ローシーズン (L)
- 2024年: 1/4〜2/8、4/1〜4/24、5/13〜6/30、12/1〜12/15
- 2025年: 1/4〜1/27、4/1〜4/23、5/12〜6/30、12/1〜12/14
- 2026年: 1/5〜2/13
レギュラーシーズン (R)
- 2024年: 2/9〜3/31、7/1〜7/18、8/26〜11/30
- 2025年: 1/28〜3/31、7/1〜7/17、8/25〜11/30
- 2026年: 2/14〜3/31
ハイシーズン (H)
- 2024年: 1/1〜1/3、4/25〜5/12、7/19〜8/25、12/16〜12/31
- 2025年: 1/1〜1/3、4/24〜5/11、7/18〜8/24、12/15〜12/31
- 2026年: 1/1〜1/4
注意事項:
- シーズンは目的地や年によって若干異なる場合があります。
- 実際の予約時には、ANAの公式サイトで最新のシーズン情報を確認することをお勧めします。
- 往路と復路で異なるシーズンになる場合があります。
- 必要マイル数は、往復のマイル数で表示されます。
- クラスによって必要マイル数が異なります(エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネス、ファースト)。
セントレア空港から国際線区間(提携航空会社便)
提携航空会社とは、航空会社同士が協力関係を結び、お互いのサービスを補完し合うパートナーシップのことです。
提携航空会社にも大きく2種類あり、
- スターアライアンス加盟航空会社
- ANA独自の提携航空会社
にわかれます。※スターアライアンスコネクティングパートナーというものもありますが、スターアライアンス加盟に含むものとして説明します。
スターアライアンスの「アライアンス」とは、組合のようなもので、その組合に入っている航空会社はお互いの便を自由に組み合わせた旅程を作成できるようになっています。
これにより、各航空会社が就航している空港をより効率的に活用できるようになり、我々の利便性も高まります。
アライアンスは大きく以下の3種類あります。
- スターアライアンス(ANAが加盟)
- ワンワールド(JALが加盟)
- スカイチーム(デルタなど)
同一アライアンスの航空会社であれば乗り継いで利用することもできるので、タイ国際航空便で日本からタイに行き、タイからシンガポールにシンガポール航空で乗り継ぐこともできます。
これに対してANA独自の提携航空会社は、ANAがそれぞれの航空会社と独自に提携をしているだけなので、提携航空会社の便を組み合わせるという運用はできない点に注意が必要です。
とはいえ、よほどのマイレージ猛者でない限りはスターアライアンスなのか、提携航空会社なのかを特に意識する必要はないです!
提携航空会社便を利用する場合に必要になるANAマイルはこの表の通り定義されています。
提携航空会社便の場合、シーズンは関係なく必要になるマイルは一定という特徴があります。
基本的に、レギュラーシーズンでANA便に乗る場合と同等のマイルが必要という認識でいいと思うのですが、一部(オセアニアなど)異なる場合があるので一応確認するようにしてください。
また、ANA便の場合、セントレア空港空港から直行便が就航している場合はありませんでした。
しかし、提携航空会社の便であれば、セントレア空港から直行便が出ているものもあります。
有名なところがユナイテッド航空のグアム便です。
エコノミークラスであれば20,000マイルで航空券を取得することができます。
提携航空会社の便を利用する場合でも、予約自体はANAの画面から行います。
実際に適当な日程で予約画面を確認してみると、普通に予約できてしまいそうです。
これは、一人分で予約画面に進みましたが、試しに大人2名、子供2名で検索してみても、普通に空席がありそうです。
注意点としては、
- 前後7日間の中で空席がある期間を選択できるわけではないため、何度もブラウザバックする必要があり多少手間がある
- 2歳の場合の座席区分が国内線とは異なる(2歳から通常の航空券が必要)
- キャンセル待ちはできずどのタイミングで空いている便を選択する必要がある
- ユナイテッド航空のHPではなく、ANAの公式サイトから予約を行う
名古屋近郊にお住まいであれば、グアムに行くのが一番コスパというかタイパがいいんじゃないかとも思います。
私がマイルを貯め始めたきっかけとして、ハワイに無料で行くためにANAマイルを貯め始めたのですが、
- ハワイ線は激戦区でなかなか特典航空券が取れない
- 長期日程を確保する必要があり後々都合が悪くなることも
- 人気路線で空席待ちは期待できないため日程変更不可
ということで、ハワイに行くのであれば有償で乗った方がいろいろと楽なんじゃないかと思い始めてきました。
これが、グアム線なら数ヶ月前に動き出しても取れてしまうのですから。
そもそも、20,000マイルでグアムに行けること自体、破格ですよね!
グアム線のように、セントレア空港から直行便が出ている路線が他にもないかとANAのHPをぽちぽちして調べてみました。
- アシアナ航空を利用した仁川空港線(韓国)
- タイ国際航空を利用したバンコク線(タイ)
- シンガポール航空を利用したシンガポール線
- 中国国際航空を利用した北京線(中国)
- 吉祥航空航空を利用した南京線(中国)
欧米路線では、セントレア空港から直行便はなさそう・・・な気がします。
これ以外にも直行便についてご存知の方が見えたらコメントで教えていただければありがたいです。修正します。