
投資を始めたいけど、不安でなかなか踏み出せない…
そんな悩みを抱えていませんか?
特に、初心者にとって投資は「損をしそう」「難しそう」と感じるもの。しかし、少額投資ならリスクを抑えつつ、無理なくスタートできます。
本記事では、少額投資の不安を解消する方法を解説し、安心して始められるようサポートします!

新しいことを始めるのはなんでも勇気がいるものです!少しでも不安を解消できるお手伝いができれば幸いです!
初めての投資は不安?よくある悩みとその原因
投資初心者が感じる不安には、主に以下のようなものがあります。
「お金が減るのが怖い…」損失リスクをどう考える?

そもそもお金が減るかもしれないということが怖いです。

減っても「怖いと思えない金額」で始めるのがおすすめ!
お金が減るのが怖いということであれば、「そもそも減ったとしても怖くない金額」で始めるのが重要です。
投資というと、大きなお金を動かして利益を上げるというイメージがある方も多いです。
確かに、投資は運用するお金が多くなればなるほど得られる利益も大きくなります。ですが、投資をするなら多くのお金を運用「しないといけない」というルールはありません。
リスク許容度に応じて投資する額を決めたほうがいいと言われますが、初心者にとっては自分のリスク許容度がどの程度かはわからないものです。
前提といて、新NISAを利用して投資をする場合、投資した金額以上にお金が減ることはありません。
なので、100万円投資した場合の最大の損失は100万円です。借金を背負うことはありません。

株取引で信用取引をすると借金を背負うことになりますが、新NISAでは信用取引は不可能なので安心!
ただし、借金を背負うことはないとはいえ100万円が0円になったら嫌ですよね。増えると思っていたら0円になる。これは怖いと思ってもしょうがないと思います。
ですが、1,000円だったらどうですか?
あなたが投資を始めたタイミングで、たまたま世紀の大暴落がきて、投資した1,000円が0円になってしまったとします。(あり得ない話ですが)
目を閉じてイメージしてほしいのですが、もしそうなったらどんな感情になると思いますか?
そりゃ、1,000円無くなったら嫌ですし、なくならないほうがいいです。ですが、1,000円無くなっても、

ランチ代がぁー
程度のダメージではないでしょうか?
楽天証券やSBI証券であれば、オルカンやS&P500といった広く分散された優良な投資信託を100円から購入することができます。
もちろん、1,000円投資するだけではお金が増えることはないですし、それ以降の追加投資は必要です。
しかし、投資を始める段階で怖くて投資に踏み出せないという方にとっては、少額から投資して実際にどの程度資産が動くのか?ということを見てみることで得られることもあります。
頭で考えていることと、実際にやってみて感じることはまた違うことがあるので、勇気を持って一歩を踏み出していただきたいところです。
ちなみに、

証券会社の口座開設まだやってない
という方はチャンスです。
ある方法を使えば、証券口座の開設で最大数万円分のポイントがもらえて、現金に替えることもできます。(指定した銀行口座に振り込んでもらえます)

上記記事で詳細な方法を解説しています。
もらえるポイントはタイミングによって上下しますが、SBI証券であれば平均して20,000円分のポイントがもらえるので、それを投資の原資にしたら自分のお金は全く傷まないので、それで試してみるのもありですね!
- 投資にはリスクが伴うが、少額投資なら大きな損失は防げる
- 長期で運用することでリスクを分散できる
- まずは「なくなっても困らない金額」から始めるのがポイント
- もらったポイントで初めてみるのもおすすめ!
「何を買えばいいかわからない」初心者向けの投資商品とは?

何を買ったらええんかわからん!

投資の最適解は「広く分散された商品」です。
新NISAから投資について初めて考えだした初心者にとっては、選択肢がたくさんあります。
よくみるのはこんな感じ。
- 投資信託(プロが運用するため手間が少ない)
- ETF(株式の詰め合わせでリスク分散)
- ロボアドバイザー(自動で資産運用してくれる)
- 高配当株(個別の企業の株式)
- 債券(国債の券・企業の債券)
それぞれの投資先のメリット・デメリットを比較した表などもありますが、結局どうやって選んだらいいかわからないですよね。
そこで、わかりやすいポイントをまとめた上で、初心者はこれに投資をしておいたらいいというポイントを解説します。
「難しそうで手を出せない」投資をシンプルに考えるコツ

投資対象は「手数料」と「対象銘柄」に注目してください!
投資対象はたくさんあって、それぞれ性質が違うものがあります。なので、フラットに全てを見てしまうとなかなか決められません。
そこで、とりあえずこれだけ見て判断すれば結果的にOKというポイントを2つに絞りました。
- 手数料が低い(買う時、売る時、持っている時)
- 投資対象の銘柄が多く分散されている
手数料が低いことの重要性

手数料は低いに越したことはないです!
証券会社でかかる手数料は3種類あります。
- 販売手数料(投資信託などを買った時にかかる)
- 信託報酬(投資信託を持っている時にかかる)
- 信託財産留保額(投資信託を売却する時にかかる)
なお、最近の投資信託であれば、販売手数料と信託財産留保額は0円のものが多いので、差が出るとすると信託報酬の部分になります。
信託報酬とは、管理費用の意味合いが強く、投資信託を保有している間、年間〇〇%という割合でかかってくるコストになります。
低いものではオルカンの0.05%程度のものから、高いものでは3%を超えるものも見たことがあります。

数%の違いなんて誤差じゃない?
と思う方もいるかもしれないので、運用金額と信託報酬をいくつか例を上げて表にしてみました。

運用金額が多くなればなるほど、信託報酬が高くなっているのがわかります。(当たり前ですが)
3%なら消費税よりも安いしそんなに影響ないでしょって思うかもしれません。
10,000円しか運用していない段階では、年間のコストは300円なので自販機のジュース2本分と思えば気にならないかもしれません。
ですが、運用金額が1,000万円になると、年間30万円のコストです。非常に大きな金額ですよね。
また、信託報酬は投資信託を保有している限りかかってくるものですが、基本は投資は長期投資を前提として考えるべきです。
20年は継続して投資を行う必要があるため、20年間同額を運用したとしたらいくらかかるかも見てみましょう。

単純に20倍しただけですが、改めて表にすると金額の差の大きさがよくわかりますね。
信託報酬3.0%の投資信託1,000万円分を20年間運用したら、手数料で600万円かかるという恐ろしい事態です。
仮に、投資信託に組み入れられている株式の価額が一定だった場合、600万円評価額が減るってことですからね。
(信託報酬は日々差し引かれているので、一定割合で減ることを考えると、減り幅はもう少し少ないです)
これが、信託報酬が0.05%の投資信託であれば20年間で10万円ですから。

数%の差が非常に大きいってことがわかりますね!
広く分散された投資商品を購入することが大切
「たまごを一つのカゴに盛るな」
という格言があります。
これは、「一つのカゴにたまごを入れてしまうと、もしカゴを落とした時にすべてのたまごが割れてしまうから、複数のカゴに分けて保管したほうがいい」ということになぞらえて、
投資をする場合も、「一つの会社の株式にだけ投資するのではなく、複数の会社の株式に投資をしたほうがいい」と言われています。
これはまさにその通りで、1,000万円を投資するとして、1社に集中投資した場合、その会社が倒産したら1,000万円が0円になってしまいます。
しかし、1,000万円を1,000社に分散して1万円ずつ投資した場合、そのうちの1社が倒産しても、999万円は無事です。
ただ、実際に1,000社に分散して投資なんてできるでしょうか?

1,000社の株をそれぞれ買うなんて管理できない!
ってなりますよね。
そこで都合がいいのが広く分散された投資信託です。特に、インデックスに連動する投資信託。
インデックス投資は、日経平均やS&P500などの指数(インデックス)に連動する投資信託やETFを買う方法です。個別株を選ぶ必要がなく、世界経済の成長に合わせて資産を増やせるのが特徴。
また、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))であれば、全世界の2,600銘柄以上に分散して投資してくれる上に、手数料が0.05%程度と激安です。

①低い手数料、②広く分散されている、この2つの条件を満たすのがインデックス投資です!正直、オルカンかS&P500のどちらかにしておけばまず間違いないと思います!私はオルカン派!
少額投資ならリスクを抑えて安心して始められる

冒頭でも
触れましたが、そもそも少額であればリスクも少ないです!
なぜ少額投資が初心者に向いているのか?
投資を始めるにあたって気をつけるべきは、手持ちのお金をどこまで投資に入れてもいいか判断が難しいところ。

投資をしたらお金が増える!投資しなきゃ!
という感覚で投資を始める場合、本来は現金で残しておくべきお金も関係なく投資してしまう可能性があります。
投資は必ず儲かるものではなく、上下を繰り返しながら長い目で見れば上昇していきます。
一時的に下がる可能性は十分にあるため、その点を理解していないと狼狽売りしてしまうかもしれません。
狼狽売りとは、株価が下がったことに耐えられなくて株を売ってしまうこと。
そのため、初心者の場合はまずは少額で初めて、徐々に毎月投資する額を増やしていくほうがいいです。
また、その間に生活防衛資金を確保したり、本腰をいれて投資をする準備をしておきましょう。
- 1,000円以下でも始められるため、リスクが小さい
- 少額で経験を積みながら投資の感覚を学べる
- いきなり大金を投じる必要がないので精神的負担が少ない
いくらから投資できる?具体的な金額と始め方

投資をするだけなら100円から始めることができます。
個別企業の株式(個別株)は、ミニ株を利用したら数千円から購入することもできます。
ただ、個別株をやるメリットは配当であったり優待とかだと思うので、少額で個別株に投資するメリットはありません。
一応、それ以外はこんな感じです。
- 投資信託:100円から(楽天証券、SBI証券など)
- ETF:1,000円〜(証券会社による)
- ロボアドバイザー:1万円〜(WealthNavi、THEOなど)
先ほど、「オルカン」か「S&P500」のどちらか買っておけばいいという話をしましたが、そのどちらもが100円から購入できます。

こちらの記事では毎月の投資額をどうやって決めるかについて詳細に解説しています。よければ参考にしてみてください。
投資を始めるならどこの証券会社がおすすめ?

よし!今から投資やる!どこでやったらいい?!

楽天証券かSBI証券のどちらかなら間違いない!
- 楽天証券(楽天ポイントでも投資可能)
- SBI証券(投資信託の種類が豊富)
どちらにするかは本当好みです。私は楽天証券を使っていますが、SBI証券でもいいと思います。
楽天ポイントの汎用性と楽天経済圏の効率性を考えると、証券会社も楽天にしておいたほうがトータルでプラスな気がするので、どちらでもこだわりがない場合は、楽天証券をおすすめしています。
不安を解消するための3つのステップ

少額から始めれば初めは大丈夫でしょう。
しかし、投資をする目的を考えると、いずれは投資額を増やす必要があります。
なので、付け焼き刃の安心感ではなく、根本の不安を解消するための考え方を身につける必要があります。
① 目的を決める:「なぜ投資をするのか?」を明確にしよう

そもそも、投資をする目的が言語化できていますか?
インフレが進む今の世の中ではとりあえず投資を始めることが何より重要です。
- 「将来の資産形成」
- 「老後のため」
- 「お金を増やしたい」
理由はいろいろあると思いますが、一旦今投資を始めた段階では、なんでも大丈夫です。
ただ、投資の目的が曖昧な状態だと、不安が拭えません。なぜなら、目的が曖昧な状態だと、どうなったら成功で、どうなったら失敗かが明確ではないからです。
例えば、短期的にお金を儲けたいという目的の場合、購入した株価が10%下落したらそれは失敗です。
速やかにその株を売却して、他に上がりそうな株に乗り換える必要があります。
しかし、長期的な富を築くことが目的でオルカンを購入しているのであれば、10%程度の下落ではなにもすることはありません。逆に次購入する時に安く買えてラッキーくらいです。
なぜなら、長期投資であれば基本的には15年〜20年後に価格が上がっていればいいのであって今の上下は関係ないからです。
このことからわかるように、投資の目的に応じて、取るべき戦略が変わり、同じ現象に対してもやるべき行動が変わります。
なので話は戻りますが、投資の目的が明確でないと、価格の変化に対応する判断基準がないため、常に不安がつきまといます。

投資の目的としては、「老後の資金のため」をまずは意識して、長期投資をしてほしいです。結果的に、それが一番期待値が高くなるので。
② 少額から始める:100円からでもOK!リスクを最小限に

繰り返しになりますが、少額から投資を始めること。これも重要。
人間って未知のことに対する恐怖ってあるものです。なので、やってみたら案外こんなものかって思うことが多いです。
特に、新NISAで投資を始めるには、証券会社の口座を開設して、金を入れて、買付してと今までやったことないことをいくつもやらないといけません。
もしかしたら、投資に対する恐怖なのではなく、投資をすることの手間を理由をつけて避けているだけ・・・なのかもしれないです。
- 「いきなり10万円投資!」ではなく、まずは100円〜1,000円から試す
- 少額でも投資の経験を積むことが大切
③ 継続する:コツコツ積み立てで安心感を得る方法

インデックス投資をするなら「ドルコスト平均法」を意識てみて!
ドルコスト平均法とは、価格が変動する資産(株式や投資信託)を、一定額ずつ定期的に購入する投資方法です。
例えば、毎月1万円ずつ投資信託を買うと、価格が高いときは少ししか買えず、安いときは多く買えるため、平均購入単価が平準化され、リスクを抑えながら投資できます。
メリット
✅ 相場を気にせずコツコツ積み立てられる
✅ 価格変動リスクを分散できる
✅ 初心者でも始めやすい
デメリット
⚠️ 相場がずっと上昇する場合は一括投資の方が有利
⚠️ 短期では効果が出にくいので長期運用が前提
1,000円から投資を始められるとはいえ、1,000円を運用していても資産は増えていきません。
継続して投資をする必要があります。
なので、最初は少額だったとしても、徐々に投下金額を増やしていってもらいたいです。
- 積立投資を活用する(毎月決まった額を自動で投資)
- 長期視点でコツコツ続けると、不安が少なくなる
まとめ|少額投資は不安を減らしながら資産形成の第一歩を踏み出せる!
- 初めての投資は不安でも、少額ならリスクが小さく、安心して始められる
- 「お金が減るのが怖い…」と感じるなら、100円からの投資信託が最適
- コツコツ積み立てることで、投資の不安を減らしながら経験を積める
まずは1,000円からでもOK!
「実際に投資を始めること」が一番の不安解消法です。

少額投資を活用して、資産形成の第一歩を踏み出しましょう!