旅行好きが始める小額投資|リスクを抑えた資金作りの秘訣

大前提として、今後生きていく上で投資は必要です。

そのことについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

お金を貯めるだけでは危険?投資の必要性とその始め方を解説

貯蓄ではインフレに勝てないから必要ということなのですが、投資した資金は基本的にロックされることになります。

ロックされた資金=老後資金なので、老後まで基本的には取り崩すつもりはありません。

老後への備えは必要です。しかし、今も楽しくなければ生きている意味も見出せません。

私は旅行が趣味で少なくとも年に1回は沖縄に行くことを目標・・・というか、何としてでも行くという感じで行っているのですが、旅行をするにもお金がかかります。

投資は将来(老後)のためという側面が強いが今も楽しみたい

今の手元にあるお金を旅行に回すのか、投資に回すのかというところで、ある程度予算管理はできているのですが、将来の選択肢という意味では、なるべく多く投資に回したいところ。

今私が新NISAで投資しているのは楽天オルカン(楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド)なので、複利効果を最大化するためにも一度投資したら老後までは取り崩しません。

投資には回したいが、投資に回した分は少なくとも60歳までは使えないと考えると、悩ましいところです。

高配当株投資をしたいが個別の株の管理が面倒

この解決策として選択肢としてあるのが高配当株投資です。

個別株への投資がメインになり、自分でポートフォリオを考えて高配当株と言われる配当が多くもらえる株式を個別に購入します。

私はNISA口座が楽天証券ということと、個別株に手を出したら高配当株を管理するストレスや手間で仕事が忙しい時やストレスがかかっている時に耐えられるか不安に思います。

高配当株は個別の企業の株を購入することになるため、企業業績によっては減配や無配転落の可能性もあります。

そのため、基本的には50社以上に分散して投資し、配当割合などが更新されるたびにポートフォリオを見直す必要があります。

概ね4%が高配当株の定義と何かでみたので、1,000万円分の高配当株をいくつか購入していれば、年間トータルで40万円程度の配当収入が入る見込みになります。

基本的に配当が高い企業はインフラ系などの成熟した企業で、株価上昇によるキャピタルゲインはそこまで見込めない分、この4%分が資産の増加に寄与することになります。

ただ、楽天オルカンの場合、過去の値動きの推移を鑑みるに、概ね7%程度のリターンは見込めます。

高配当株を分散投資して購入し、ポートフォリオを見直す手間をかけて、4%の配当金を得たところで、それ以上のリターンが楽天オルカンで見込めるのであれば、高配当株に投資するのが微妙に思えてしまいます。

しかも、4%の配当金を再投資する場合、その4%分はNISAの枠を消費することになるという点もさらに微妙なポイント。

tabi.fun
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高配当株投資をディスってますが、高配当株投資をしている人をディスっているわけではないです!高配当株投資は私も手間を許容できればやりたいとは思っています。

楽天SCHDなら購入し続けるだけなのでストレスがない

と、ここまで高配当株をディスってきましたが、最近楽天SCHDを少しづつ購入し始めています。

楽天SCHDとは、正式名称を楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)といいます。

これは、米国高配当株ETF「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」を主要投資対象としています。

tabi.fun
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正式名称にはSCHDという文字が入っていないので、最初購入する時にどれか迷いました(笑

SCHDの魅力としては、以下のポイントが挙げられます。

  • 配当利回り:直近のデータでは約3.4%で、安定した配当が期待できます。
  • 増配率:過去10年間で年平均11%以上の増配があり、長期的な配当収入の増加が見込まれます。
  • 低ボラティリティ:値動きが比較的安定しており、リスクを抑えたい投資家に適しています。
  • 円建て購入:楽天SCHDでは、為替リスクを意識しつつも、日本円で購入可能です​

配当利回りが3.4%ということは、1,000万円分保有していたら、1年間で34万円の配当が見込めます。

増配率が年平均11%ということは、1年目の配当が34万円なら、2年目は34万円✖️1.11=37.74万円の配当が期待できるということになります。

※あくまで増配率が前年までの平均である11%と同程度と仮定した場合。

逆に、楽天SCHDのデメリットとしては、以下のことが挙げられます。

  • コスト:信託報酬が年0.19%と比較的高め。
  • 為替リスク:米国ETFへの間接的な投資なので円高に触れると相対的に価値が目減りします。

投資信託のコストは年0.19%と比較的高めです。

楽天オルカンの信託報酬が年0.056%なので、約4倍です。

とはいえ、1,000万円保有していた場合の手数料が、1,000万円✖️0.19%=19,000円なので、そこまで気にする程度ではないようにも思います。

tabi.fun
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手数料が高いとは思いつつも、管理が面倒な高配当株投資に手軽に参入できるというのはおおきなメリットです!

資金を増やすという観点からすると、素人の最適解は楽天オルカン(or楽天S&P500)になってきます。

ですが、私としては今も楽しみたいというところで、投資に回したお金は使いたくないけれど、今を楽しむためのお金も欲しい。

そんなわがままを叶えてくれるんじゃないかと思えるのが楽天SCHDです。

高配当株で受け取った配当金を再投資する場合は、資金効率のいい楽天オルカンでいいじゃんって思ってしまいますが、楽天SCHDの配当金は自分の趣味に全て使ってしまうと割り切れば資金効率の悪さも気になりません。

資金の増加速度は多少鈍化しても、今の生活をより良くできるのであればそちらの方がいいのではないかと。

米国株一本に絞る勇気がないので、基本のメイン投資は楽天オルカンで変わらずという方針ですが、ボーナス時のスポット購入などで、楽天SCHDへの投資を少しづつ増やしていく予定です。

tabi.fun
tabi.fun

楽天SCHDへの思いを書いてきましたが、現時点で購入している楽天SCHDは35,000円分です!!!

これから一緒に積み立てていきましょう!

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