ANAマイルを貯め始めたきっかけについて
あなたがマイルを貯め始めたきっかけって覚えてますか?
私の場合は強烈な印象と共に記憶に残っています。
ちゃんとしたプロフィールもなかったので、プロフィール代わりにANAマイルを貯め始めたきっかけをつらつらと書いておたいと思います。
遡ること小学生時代。
マイレージというものを知ったのは家族で沖縄に行った時でした。
今でこそ沖縄が大好きですが、このころは祖父が戦友の墓参りについて行く形で行っただけで、まだ個人的に沖縄に対する思い入れはありませんでした。
この時は、父が飛行機に乗るとマイレージが貯まると言ってたような言っていないような、そんな記憶でした。
大学生になり、受験も終わり、とりあえず授業とバイトの日々。
張り詰めていた糸が切れたように暇になったので、空いた時間でひたすらゲームをしていました。
当時、ハマっていたのが「FF10」。
FF10は2001年に発売されており、発売後すぐに購入していました。
しかし、購入当時はレベルアップではなくスフィア板を動かしてパラメータを上げるということに達成感を感じることができず、すこしやってから放置していました。
大学に入り暇を持て余していたところで押し入れの中から発見して再開してみるとそのストーリーにどハマりしました。
シンを倒すために命をかけて旅をするユウナ。
命をかけると知らず同行するティーダ。
シンを一時的に倒すために命を差し出すのは無駄だと別の解決策を探した結果、自らの存在を消すことになる、
ユウナの命を助けるために、自らの存在が消えることになるティーダ。
ゲームをしてストーリーに感動するなんて経験は初めてでした。
FF10をプレイした方なら共感できると思うのですが、ザナルカンドについた時に戦闘が始まってもフィールド音楽である「いつか終わる夢」という曲が流れ続ける仕様にはこころ揺さぶられました。
BGMが聴きたすぎてちょっとの間そのまま聞いていた記憶があります。
FF10を全クリして、やることがなくなってからも興奮は収まらず、いろいろとFF10について調べていました。
当時はインターネットもそこそこ発達してきた程度だったので、メインは「アルティマニア」のコラム欄てきなところをひたすら読み漁っていたような。
そこで目にしたのが、主人公の「ティーダ」の由来が沖縄の方言で太陽という意味があるということ。
確かに、作中でも、シンという脅威を倒すためにユウナが修行しながら旅をするという暗い雰囲気になりそうな中、事情をしらないが故に太陽のように明るく周りを盛り上げていた印象があります。
また、ヒロインの「ユウナ」についても、アルティマニアのインタビューの中で、「聴きなれない名前にしたい」という意向があり、「沖縄のハイビスカス」の一種の名前からとったと記載があったように思います。
ここで、沖縄めっちゃ関係してるやんと衝撃を受けました。
よくよく思い返してみると、旅の始まりのビサイド島もどことなく沖縄の離島のような雰囲気があります。
大好きなFF10=沖縄を題材にしている
と思い込んだ私は、沖縄も大好きという思考になり、今でいう「聖地巡礼」というようなノリで当時の彼女を誘って沖縄に旅行に行きました。
とはいえ、具体的にモチーフになった場所があるわけでもなく、ただ観光したようなものでした。
沖縄に行ければ満足だった私は、彼女に促されるまま観光した記憶があります。
当時は古宇利島に古宇利大橋がかかったばかりだったということもあり、その景色を見るために向かいました。
道を間違えたり紆余曲折しながら古宇利島に繋がる橋が視界に入ってきた時の感動はひとしおでした。
この後は備瀬のふくぎ並木に向かい、散策して、サンコーストホテルに宿泊し、翌日は美ら海水族館の後にアメリカンビレッジに向かいサンセットビーチで夕日を見た記憶があります。
全ての記憶の中にFF10があった気がしますね。
旅行が終わり家に戻ってきてふと思い出したのが、小学生時代にきいた父のことば「マイルを貯めれば飛行機に乗れる」。
当時、記憶の限りではANAにしか乗ったことがなく、何かANAに縁というか、憧れというか、そういったものを抱いていました。
今回沖縄に行くために飛行機に乗ったのだから、ANAのマイルも貯まっているはずだ!とおもったのですが、それを確認する方法もわかりませんでした。
生協のパックツアーで格安で沖縄に行っていたこともあり、ANAのマイレージクラブ番号を伝えるところもありませんでした。
今思えば、事後申請でマイルの登録ができるかなとか思いますが、当時はそんな発想もありません。
ただ、どれくらいマイルを貯めれば飛行機に乗れるかを調べたかけた記憶は残っており、当時の感覚では「飛行機に数回のるだけでは、無料で飛行機に乗れるだけのマイルなんてたまらない」と軽く絶望した記憶があります。
その後、FF10はほぼプレイしていませんが、沖縄に対する好意だけは残っていたため、年に1回は旅行に行っていました。
しかし、マイルを貯めたところであまり意味はないかもというイメージがありました。
マイルを貯める憧れはあるが貯める手段が飛行機に乗ることなのでそこまで機会がなく残念という感じで、会員登録することもなくただ飛行機に年1回乗るだけという感じでした。
転機が訪れたのは2016年。
何の気なしにネットサーフィンしていたら、「ANAマイルは飛行機に乗らなくても貯まる」という記事を見つけました。
※今はできないマイルの貯め方ですが、当時は最高効率の貯め方でした。
ANAとマイルのパパじゃないというブログで、当時はほんとうに衝撃を受けました。
マイルは飛行機に乗らないとたまらないもので、飛行機に乗る機会が少なければ結局貯まらないというイメージがありました。
しかし、このブログでは、「飛行機に乗らずに30万マイルを貯める方法」が書いてあります。
ポイントサイトを大学生時代に少しやっていたこともあり、概念は理解できました。
頭がぐるぐる回って脳汁がブシャーとでた記憶があります。
これで30万マイルゲットや!的な。
ブログの内容を愚直に守り、実践したことで、1年で22万マイルは貯まりました。
マイルを貯める過程で、より効率的にマイルを貯めるためには?ということで色々なブログを見漁った結果、SFC修行というものにも出会いました。
SFC修行とは、SFC:スーパーフラーヤーズカードを発行するためにひたすら飛行機に乗ることを指します。
SFCはクレジットカードなのですが、SFCを持っているだけでANAの上級会員資格とほぼ同等のステイタスを持っている限り手に入れることができます。
ANAの上級会員ステイタスは以下の3種類あります。
- ダイヤモンド
- プラチナ
- ブロンズ
このステイタスは、飛行機に乗ってのみ貯まるプレミアムポイント(以下PP)が一定数貯まることで翌年のステイタスが決まります。
基本的にステイタスが継続されるのは1年間だけなので、上級会員でいつづけるためには、常に飛行機に乗り続ける必要があります。
しかし、プラチナクラス以上になったタイミングで発行できるSFCを持っていると、持っている限り永続的にプラチナクラス相当のステイタスを保持することができます。
これに個人的にすっごく惹かれて、SFCの存在を知った当初は活用できないと思って検討すらしていませんでしたが、いつの間にかSFC修行の計画を立てていました。
また、SFC修行は飛行機にのる必要があるのですが、傾向的に長距離路線に乗った方が効率(PP効率)が良くなります。
よく、PP単価と言っていたのですが、那覇空港を絡ませることで、必然的に長距離となりPPが稼ぎやすくなる。
羽田ベースの人が多いため、羽田→那覇→新千歳→羽田という感じで三角に飛行する方が多かったですね。
この沖縄に行けるということがあったのでSFC修行をすることを決めた感もあります。
あの大好きな沖縄に行ける、しかも年に何回も。
普通だったら年に何回も行く理由なんてないですから。
でも、SFC修行のためという理由があれば気兼ねなく行くことができる。
ほんとうに、毎週のように沖縄に行っていた記憶があります。
ということで、あれよあれよという間に気がついたら手元には22万マイルとSFCが残っていました。
その後は、シンガポールに行く際にマイルを使ってビジネスクラスにアップグレードしたり、韓国やグアムに行ったり。
マイルを存分に活用していた記憶があります。
ほぼ毎年20万マイル程度を貯められていましたが、それも終わりが訪れたました。
ソラチカカードの終焉です。
当時、ソラチカカードというクレジットカードを持っていると、0.9倍という高レートでハピタスなどのポイントサイトで貯めたポイントを交換できました。
それが、ソラチカカードに付帯するメトロポイントにポイントを交換することができなくなった関係で、ソラチカルートが封鎖されました。
代替としては、東急ルートが考案されましたが、交換倍率は0.75とソラチカカードと比較するとやや低めです。
また、少し時期を後にして、世界的な流行病が発生したことで、旅行に行くことができない時期が訪れました。
これらのことで、マイルを貯めるのをやめてしまった記憶があります。
貯めても活用できなければ3年で有効期限が失効してしまうので、また自由に旅行に行ける日がこれば再開しようと思いながら。
私がマイルを貯め始めたきっかけはこんな感じでした。
あなたは今マイルを貯めていますか?
貯めていたら貯め始めたきっかけはなんだったでしょうか。
マイルを貯め始めた当時を思い出せば、マイルを貯めるモチベーションが戻ってくる・・・かもしれないですね。
ということで、今に至る感じです。
旅行も普通に行けるよね!という雰囲気になってきたことと、娘もある程度大きくなってきて海外も見えてきたので、マイルを貯めるのを再開しました。
記事執筆時点でのハピタスポイントはこの程度でした。
ANAマイルの保有額もこの程度。
あまりマイルを貯めようと意識してこなかったのですが、ハピタス自体はちょこちょこポイントを貯めようと思って、割のいい案件がある場合はたまにやるようにしていました。
ハピタスはポイントの有効期限がログインすれば延長される(最終ログインから半年)だった気がするので、コツコツ貯めるのにも向いています。
マイルを貯めたことがないよ!
という方には、こちらの記事で最新のマイルの貯め方を紹介しています。
【2025年最新】10万ANAマイルをドカンと貯める方法!初心者でも簡単な2つのコツこれからは海外旅行も国内旅行もまた自由に行けるようになってくると思います。
マイルを貯めるにも最短でも2ヶ月程度はかかるため、来年の夏マイルを使って旅行に行こうと思ったらある程度いまくらいからマイルを貯め始めるのがちょうどいいと思います。
私もたまにはマイルをどれくらい貯められているかの報告をして行こうと思うので、一緒に頑張ってANAマイル貯めましょう!