JQみずほルートは最も効率的にハピタスのポイントをANAマイルに交換する方法
ハピタスなどのポイントサイトでためたポイントをANAマイルに交換する手段はいくつかありますが、その中で最も交換効率がいいのがJQみずほルートになります。(単にみずほルートということもあります)
本記事では、JQみずほルート使ったハピタスからANAマイルに交換する方法を具体的なWEBサイトの画像を使いながら、初心者でもわかりやすく解説しています。
- ハピタスからANAマイルへの効率的な交換方法を知りたい
- 飛行機に乗らずにANAマイルを貯めたい
- マイルの有効期限を実質的に伸ばしたい
こういった悩みをお持ちの方は、本記事をご覧いただけれ解消します。
JQみずほルートを利用する前の準備
JQみずほルートを利用するにあたっていくつか必要になるものがあるのでご紹介します。
- ハピタス
- JRキューポ
- JQ CARD セゾン(クレジットカード)
- ANAみずほマイレージクラブカード(クレジットカード)
以下にポイントを交換する全体像を載せておきます。
このように、複数回の交換を行うことで交換倍率70%という高倍率を実現しています。
※Vポイントカードをお持ちという前提で話を進めさせていただきます。
ANAマイルを貯めるためには、ポイントサイトでポイントを貯める必要があります。
ポイントサイトはいくつかありますが、初心者におすすめなのがハピタスになります。
まだ登録をしていない方は上記リンクから登録しておいてください。
上記公式HPより「JR九州WEB会員」の新規登録が必要になります。
上記画像の青で囲った部分をクリックして登録を進めてください。
こちらについては登録が完了してマイページに入れるようになれば一旦大丈夫です。
カード種類 | JR九州提携クレジットカード |
年会費 | 初年度無料、翌年以降1,375円(税込) |
年会費無料条件 | 年1回のカード利用で無料 |
国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB、アメックスから選択可能 |
ポイントプログラム | JRキューポ(有効期限2年) |
基本還元率 | 0.5%(200円につき1ポイント) |
高還元率特典 | 博多阪急で2%(200円につき4ポイント) |
ポイント交換 | SUGOCA電子マネー、買い物券、JR九州旅行券など |
ATM手数料優遇 | 記載なし |
電子マネー機能 | SUGOCAオートチャージ対応 |
旅行保険 | 海外旅行保険、国内旅行保険付帯 |
JR九州特典 | JR九州旅行支店で3%OFF、JRグループホテル基本宿泊料10%OFF |
特別優待 | アミュプラザ、JRおおいたシティでの割引特典あり |
家族カード | 利用可能 |
ETCカード | 無料発行可能 |
申込資格 | 記載なし |
注意事項:
- JRキューポは永久不滅ポイントと相互交換が可能です。
- 九州地方在住の方に特に適したカードです。
- JR九州インターネット列車予約サービスで特別割引が適用されます。
- イープラスでのチケット先行予約や優待割引が利用可能です。
JQCARDセゾンを保有していることで、「JRキューポ」を「永久不滅ポイント」に交換できるようになります。
注意点としては、JQCARDにはいくつか種類があるのですが、JQCARDセゾンはセゾンカードが発行しているJQCARDなので永久不滅ポイントとの相互交換が可能になります。
JQCARDと名のつくクレジットカードであっても、JQCARDセゾン以外では交換できるようにならないので間違わないように注意が必要です。
補足ですが、JQCARDセゾンをクレジットカードとして利用することで、200円で1ポイント(JRキューポ)が貯まりますが、JQCARDセゾン自体はクレジットカードとして使用することはほとんどありません。
年1回利用が年会費無料条件なので、そのために使う必要はありますが、あくまでもポイント交換を可能にするために発行すると覚えておいてください。
カード種類 | ANAマイレージクラブ機能付きクレジットカード |
年会費 | 本会員・家族会員ともに無料 |
国際ブランド | MasterCard |
ポイントプログラム | 永久不滅ポイント(有効期限なし) |
マイル交換 | 永久不滅ポイントをANAマイルに交換可能 |
ATM手数料優遇 | みずほ銀行ATM・イオン銀行ATM時間外手数料無料(条件あり) |
イーネットATM優遇 | 利用手数料・時間外手数料が最大月3回まで無料(条件あり) |
振込手数料優遇 | みずほダイレクト利用時、みずほ銀行本支店宛の振込手数料無料(条件あり) |
パートナーズサービス | 提携企業でのショッピングで永久不滅ポイント2倍 |
家族カード | 利用可能、ポイント合算可能1 |
ICチップ | 搭載(本会員のみ) |
申込資格 | みずほ銀行の普通預金口座保有者(同時申込も可能) |
注意事項:
- このカードはANAカード(クレジット機能付)とは異なり、ANAカード固有の特典やサービスは利用できません。
- クレジットカード機能と永久不滅ポイントは株式会社クレディセゾンが提供します。
- カードの発行には株式会社クレディセゾンの審査があります。
みずほマイレージクラブカード/ANAを保有していることで、「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」への交換倍率が「60%」から「70%」にアップします。
- カードあり:100永久不滅ポイント→350ANAマイル
- カードなし:200永久不滅ポイント→600ANAマイル
補足、こちらもJQCARDセゾンと同じく、クレジットカード機能は付いていますが決済で使用することはありません。
カード決済で永久不滅ポイントが貯まりますが、還元率がよくないため、決済用のカードとして楽天カードなど別のカードの方がメリットがあります。
私も決済利用では一度も使ったことがありません。
JQみずほルートを使ったANAマイルへの交換の流れ
それでは、実際にハピタスでためたポイントをANAマイルに交換するまでの流れを解説します。
ハピタスからは直接Vポイントに交換することができます。
ポイント交換メニューからVポイントを選択して案内に従って交換します。
Vポイント公式HPの「使い方」のページにアクセス。
※TOPページからの場合、「Vポイントを使う」のタブから「使い方」のページに遷移できます。
「交換できるポイントの一覧を見る」をクリックした先で「JRキューポ」を探してクリック。
その先のページを下にスクロールすると、VポイントをJRキューポに交換するという部分があるので「交換手続きはこちら」をクリック。
JRキューポポイントページにログインして操作するのですが、初回のみJQCARDセゾンの情報を連携する必要があります。
おまとめ登録はこちらの「クレジットカード登録・変更」ボタンをクリック。
私はすでにJQCARDセゾンを連携しているので以下のようにクレジットカード1に情報がありますが、初めて登録する方は「登録」ボタンをクリックして案内に従ってJQCARDセゾンの登録を行います。
2回目以降はトップページのポイントメニューから「提携ポイントに交換」をクリック。
「永久不滅ポイントに交換する」をクリック。
交換にあたってやることがいくつかあるため、先にリスト化しておきます。
- アットユーネットに登録(していなければ)
- Netアンサーに登録(していなければ)
- アットユーネットとNetアンサーのID連携
まずはこれらを順に行なっていきます。
アットユーネットに新規登録。
流れでIDおまとめ設定もしてしまいましょう。
IDおまとめ設定ボタンからできます。
アットユーネットにログインしている状態であれば、連携対象のセゾンNetアンサーのIDとパスワードを入力することで連携が完了します。
連携が完了するとこんな見た目になります。
セゾンカードを複数お持ちの場合であっても、一つのNetアンサーで全てのクレジットカードの情報が確認できるため、私の場合JQCARDセゾンを紐づけていないですが、問題ありません。
なお、JQCARDセゾンが手元に届いた段階でしているとは思いますが、セゾンNetアンサーへの登録がまだお済みでないという場合は、セゾンNetアンサーから新規登録をする必要があります。
クレディセゾンのポイント交換ページにアクセス。
「アットユーネットにログイン」ボタンをクリック。
この画面になるので、下にスクロールしてANAマイレージクラブ番号を入力し、交換申請すればOKです。
JQみずほルートでANAマイルに交換するまでにかかる時間は1ヶ月
トータル4つの交換過程を経てハピタスからANAマイルに交換できますが、トータルで考えると概ね1ヶ月程度かかってしまいます。
- ハピタス→Vポイント:3日
- Vポイント→JRキューポ:3日
- JRキューポ→永久不滅ポイント:3日
- 永久不滅ポイント→ANAマイル:3〜8週間
永久不滅ポイントからANAマイルへの交換については、月末締めで翌月20日反映となるため、理想的な動きができて概ね30日、最長でも40日程度あれば交換完了にはなるのではないかと思います。
実際の運用としては、永久不滅ポイントに交換さえしておけば、ポイントの有効期限が切れることはありません。
そのため、必ずANAマイルに交換するのであれば、とりあえず永久不滅ポイントにポイントを寄せつつ、ある程度まとまったタイミングでANAマイルに交換するという運用がいいと思います。
※Vポイント⇄JRキューポの相互交換が等価で可能なので、2年以上放置しないという前提であればJRキューポで貯めておくというのも選択の一つです。
永久不滅ポイントよりはJRキューポの方が汎用性が高いため、ANAマイル以外にも交換したくなる可能性があればこちらがおすすめです。
また、ハピタスのポイントはハピタスにログインさえしていれば有効期限がログインのたびに延長されるのでそのままにしておくのもありですが、月の交換上限が3万ポイントまでという制限があるので、ある程度増えてきたら都度交換しておくのがおすすめです。
JQみずほルートのメリット・デメリット
JQみずほルートのメリットは以下の通りです。
- 高い交換レート:ポイントからANAマイルへの交換レートが70%と比較的高い
- 大量交換が可能:年間最大1,260,000ANAマイルまで交換可能
- 柔軟な交換頻度:ひと月に3回まで交換が可能
- オンライン完結:WEBで交換手続きが完結するため、利便性が高い
- 有効期限の実質無期限化:永久不滅ポイントを経由することで、ANAマイルの有効期限を実質的に無期限にできる
また、JQみずほルートのデメリットはこちらになります。
- 複数のカードが必要:計3枚のクレジットカードが必要
- 銀行口座開設が必要:みずほ銀行の口座開設が必要
- 交換プロセスの複雑さ:交換回数が4回以上となり、プロセスが複雑化している
- 交換上限の存在:1ヶ月の交換上限が105,000ANAマイル
- 時間がかかる:ポイント交換の全プロセスに約1ヶ月かかる
- 改悪リスク:常に改悪のリスクがあるため、代替手段を模索する必要がある
補足ですが、JQみずほルートを利用する場合、永久不滅ポイントが貯まるセゾンカードが別途必要になると言われています。
これは、「JQCARDセゾン:JRキューポ」、「みずほマイレージクラブカード/ANA:セゾンカードではなくUCカード」であり、この2つのクレジットカードしか保有していない場合、永久不滅ポイントを貯めることができないためと思われます。